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2016/06/16

就任あいさつ 会長・事務局長

Tweet ThisSend to Facebook | by kawahara

就任あいさつ 会長・事務局長

 会長 吉見和昭


 私たち中小企業を取り巻く経営環境を見ると、 ますます厳しくなっています。その1つが、取引 先から強まるコスト削減です。採算割れする下請 単価の取引は、結局のところ設備、人材へ再投資 ができません。技術力不足、後継者不足、人材不 足から廃業となっていく事業所を多く見てきまし た。これからも中小企業にとって、厳しい経営環 境が続くと思われ、中小企業の事業所数がこれか らいっそう減ると一般に報じられています。
 関中協の会員数も昨今の状況から減少が続いて いますが、厳しい時だからこそ、関中協の活動は 意味を持っていると思います。創立以来70年にわ たり、商売を続けていく上で必要な事項について、 様々な事業主からの相談に応じています。
 また、会員同士の情報交換、仕事の助け合い、 親睦を図り、商売に役立つネットワークとして関 中協を活用していただいています。多くの事業主 の方に関中協を知っていただき、入会していただ きたいと思います。そのためにも、関中協の会員 数を維持していかなければなりません。昨年度呼 びかけさせていただきました、100人紹介・ 50人 入会運動を今年度も引き続き強めてまいります。  会員皆様へ会員紹介運動にいっそう協力いただ けますようお願いいたします。

事務局長 渡部晃司


 第70回の定時総会で事務局長に就任することに なりました。関中協の長い歴史の中では唯一、独 身の事務局長になるのではないかと思われます。 これから会員の皆様と接する機会が増えることに なると思いますが、年齢だけは聞かないでくださ い。事務局へ入局して18年目になります。
 関中協創立50年の時に策定された「21世紀、運 動の基本方向」の中に「中小業者の要求に根ざし た政策、方針をかかげ、その実現にむかって奮闘 し前進すること、中小企業こそ日本経済の主人公」 という原点を念頭にあらゆる活動にとりくんでい きたいと考えています。まずは、昨年度に引き続 き「100人紹介・50人入会運動」に取り組みます。 この運動は通年化し、あらゆる機会や行事の際に 会員の皆様に訴えていきます。
 また、経営支援の取り組みに「今よりちょっと 良い経営をめざす」とし、経営力の向上を支援し ます。そのための講座、セミナー、見学会、交流 会など多様な取り組みを行っていきたいと考えて います。
 関中協は今年、創立70年をむかえます。これか らの会の継承や次世代にどういったことを伝えて いくのか。いろいろな考えがよぎります。就任早々、 責任の重さを痛切に感じていますが、会員の皆様 のご協力をよろしくお願いします。


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