総会特別決議
70年をむかえあらたな前進をめざします
関中協は前身の「関西産業復興連盟」の発足から70年をむかえます。戦後混乱期、高度成長期、バブル崩壊からリーマンショックといくつもの激 動をのりこえ、「中小企業を日本経済の主役」を理念に運動をすすめてきました。
高齢化と人口減少、グローバル化と情報技術の飛躍的進歩など社会・経済の急速な変化のなかで、中小零細企業は多くの課題に直面しています。 大企業、富裕層に富が集中する経済構造、さらにそれを強める安倍政権の経済政策・税制は格差を拡大し、中小零細企業の困難を増大させてい ます。
事業の発展・継承のために関中協のはたす役割はますます重要になっています。創立70年をむかえ、あらためて時代にあった会の方向を模索 するとともに、会組織のいっそうの充実をはかります。そのために100人紹介、50人入会運動のとりくみをつよめます。
中小企零細企業が希望と意欲をもてる、そうした社会の実現のため全力で奮闘いたします。
2016年6月19日
関西中小工業協議会第七〇回定時総会